検索キーワード販売の商標侵害訴訟でグーグルに軍配--米地裁

Googleの話題です。

要約は、Googleを検索すると自社の会社の検索結果の隣に表示される広告が、ライバル企業であり、その広告を販売したGoogleに対し、商標権の侵害にあたるということです。
しかし、裁判所は「商標の利用」にあたらないとして原告の会社の主張を退けたとのことですが、

原告の会社は、
、「(今回の判決は)巨大企業が、より小規模の競合企業を互いに競わせ、自分は巨額の利益を得るという手法を認めるもので、危険な判決だ」とし、さらに「広告主らは、オンライン上の重要な顧客に何とか広告を見てもらおうと必死であるため、Googleが持つ巨大な力は、この卑劣な手法により、今後さらに強大化する。今後もこの手法の被害に遭う企業が出てくるだろう」と語った。
とのこと。

企業が一般のユーザに対する告知方法がマスメディアからOne to Oneにもどんどんと広がりを見せていることから、こういった利害関係が複雑化してきていると思います。
ユーザにとって信用ある情報(コンテンツ)が、時代は変わっても普遍的なテーマだと思いますね。


2005/10/2 CNET Japan記事