SGI's Unix variant fading into history

SGIシリコングラフィックス)が、UNIXの一種であるIRIX OSと、同OSが動作するMIPSチップ搭載コンピュータの販売を2006年末に中止し、同技術の18年の歴史に幕を下ろす決定を下したとのことです。

また、ほぼ同日に日本SGIが、モルガン・スタンレー証券株式会社が新たに株主になったと発表した。米Silicon Graphicsが所有する自社株の一部(全体の9.4%に相当を日本SGIが買い取り、同数をモルガン・スタンレー証券へ譲渡したものとのこと。
これに伴い、Silicon Graphicsの所有株式は19.9%から10.5%へ減少し、なお筆頭株主日本電気NEC)の33.1%で変更はない。
日本SGIでは今回の株主構成変更について、「モルガン・スタンレーによる資本出資は、日本SGIのグローバルなアライアンス戦略によるソリューションビジネスの推進において、世界的な信頼を向上するもの」と説明しているとのこと。

時代の流れは、どんどんオープンな仕組みに変わってきていますね。
オープンな仕組みは、責任の明確化していかなければならないといった問題も抱えています。
こういった問題をこれからどうやって解決していけばよいか、皆が知恵を絞っていかないといけませんね。